布石の本2冊

 囲碁の本は何十冊、あるいは百冊以上買ったかもしれないのですが、結局は日本棋院の基本事典シリーズがあればそんなに買う必要はなかったというのが分かったにもかかわらず、先日書店を覗いたらよさそうな布石の本があったのでついまた買ってしまいました。 布石は建物でいえば構造のようなもので、布石が良ければ後が打ちやすくなります。
 最初は「武宮の形勢判断 地を囲わない努力」、武宮9段といえば大模様を張って打ち込んで来た相手の石を攻めて地をつくるという打ち方(宇宙流)で有名ですが、力のないアマチュアが真似をするとがらがらにされて地がなくなってしまうので、簡単なようで難しい打ち方です。 この本ではどのような考えで着手を選んだのかという武宮さんの思考過程が良く分かりますので、模様派にも実利派にも参考になります。
 もう一つは「至高の決断 徹底比較!トップ棋士の大局観」という本で、小松9段が選んだ過去の名局の布石場面について、依田、山下、井山の3棋士がどのように打ち進めるべきか自説を述べています。 さすがに皆さん一流棋士とあって目の付け所はほぼ一致していますが、打ち進め方がそれぞれ違っていて面白いです。 2冊合わせると3,000円を超えますが、どちらの本も過去に出版された本を再出版したものなので古本だと安く手に入るかもしれません。
画像

画像

              (画像はマイナビBOOKSのHPより)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック