囲碁 手筋53 イ・セドル対アルファ碁

 グーグルのアルファ碁(白)と世界トップクラスのイ・セドル九段(黒)との5番勝負が行われており、第1局はアルファ碁が勝利しました。 本人も他の多くのプロ棋士もコンピューターソフトに負けるとは思っていなかったようで、歴史的な1局なのかもしれません(無名のプロ棋士が敗れたことはあったのですが)。 イ・セドルも巻き返しを誓っているので第2局以降が楽しみですね。
 その第1局の102手目、白は右下隅や左上隅を放置して右辺に打ち込みましたが、これが妙手でした。 ここまで黒が中央から下辺にかけて地を確保して優勢だったようですが、ここから白が逆転していきます。 
 この打ち込みの前に白はAとハネて上辺黒の生きを催促しました。 続いて打ち込んだ白102手目は、必ずしもこの石を助けるのではなく、場合によっては白Bの置きから右上隅と振り代わろうという様子見の手のようで、ここまで考えているとは驚きです。 右下隅を確保する手よりも大きいとも考えているのかもしれません。
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 その後白は、打ち込んだ一団を捨てて右上隅を確保して、先手で左上隅の三々に回りました。 右下隅はお互い生き生きでいいと見ているようです。 コンピューターソフトがアマ高段クラスのレベルに達したのは最近のように思いますが、もしかしたらすでにプロトップクラスのレベルに達しているのかもしれませんね。 こうなると第2局以降も目が離せません。 今回のイ・セドルの英断にも敬意を表したいですね。
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