定年バカ 勢古浩爾

 書店でたまたま手に取った新書「定年バカ」、中身は世にあふれる定年本を批判していて面白そうなのでつい買ってしまいました。 普通の定年本は、定年後のお金の心配、健康、生きがい、就活などについて準備するよう、定年退職者や予備軍を駆り立てるものが多く、かえって不安が増大しかねないのですが、この本はそれらをばっさり切り捨てて、定年後もなるようにしかならないのだと割り切っています。
 著者の過去の著書(「定年後のリアル」)も同じような主張なのですが、今回の本がちょっと違うのは、数多くの定年本を列挙して批判している点です。 そんなに批判して問題ないのか心配にもなりますが、しがらみを切り捨てた著者は開き直っているようで、言われてみればその通りでもあります。
 一億総活躍だとか、人生100年時代だとかいわれて、定年後も何か社会活動をするよう勧める本が多い中で、何もしないでテレビを見たり公園をぶらぶらする生活も卑下するものではないとの主張はかなりの定年退職者の賛同を得るのではないでしょうか? 何かをしてもいいし、何もしなくてもいいというのが定年退職者の特権ですから、それぞれ好きに生きればいいというのが結論のようです。
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          (画像はアマゾンHPより)

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